人吉球磨の28焼酎蔵元でつくる球磨焼酎酒造組合(当蔵も加盟)が、昨年8月に「球磨焼酎の日」を制定しました。
米が原料の球磨焼酎を広く知ってもらうため、米を造るには88の手間がかかると言われている、また「米」の文字を分解すると八十八になることから”米の日”である「8月8日」を「球磨焼酎の日」と定めました。
「球磨焼酎の日」制定後には同組合から、球磨焼酎で乾杯を推進する条例の制定を人吉球磨の市町村へ働きかけ、多良木町をはじめ、あさぎり町、人吉市で球磨焼酎乾杯条例が制定されました。
そのような中で、弊社常楽酒造では、球磨焼酎を宴の席での乾杯や晩酌での最初の一杯に、気軽に飲んで頂けるように【さしより乾杯】という新商品を今年3月に発売致しました。
【さしより乾杯】は、純米焼酎を樽に貯蔵熟成した樽焼酎(球磨焼酎)「秋の露」をベースにして、炭酸を入れたアルコール度数5%のお酒に仕上げました。
焼酎のアルコール度数は通常25%ですが、5%に仕上げ炭酸を加えることでビールのような感覚で気軽に飲みやすく、焼酎好きの方にはもちろん、アルコールが苦手な方、女性や若い方など多くの方々に飲んで頂けるよう、試行錯誤し造り上げました。
グラスに注ぐと流行のスパークリングのお酒のようにシュワシュワと泡が立ち、ほんのり甘く、でも喉越しは炭酸のパンチが効いた商品です。
★“さしより”とは熊本の方言で、“とりあえず”の意味です。
そして、今年の「球磨焼酎の日」の8月8日には、「球磨焼酎案内人」の方々を対象とした、球磨焼酎酒造組合主催イベント『球磨焼酎の日交流会~みんなで乾杯~』が開催されます。まずは、「球磨焼酎案内人」の皆様に3市町での球磨焼酎乾杯条例制定の周知を図り、「乾杯は球磨焼酎で!」という呼びかけや行動の実現に向けたきっかけとなるよう企画されました。
また、10月には東京にて、「笑顔で乾杯!球磨焼酎 大感謝祭」を開催予定で、著名な方々も多数招待される大きなイベントとなっています。
このような取り組みをきっかけに、地元の地域の皆さんにはもちろんのこと、人吉球磨へお越しになられる方々、そして県内外のたくさんの方々に球磨焼酎に興味を持っていただき、ぜひ好きになって頂けたらと思います。
8月8日は「球磨焼酎」を飲もう!!(^▼^)ノ